お金のヒガ哲学

お金を「貯める」事を中心に記事を書いています。

社会人の自己投資はいくらがベストなのか?

  • 社会人の自己投資はいくらがベストなのか?
  • いくらまでなら使ってもいいのか?

僕もそんな事をつい最近まで考えていました。しかし、こういった疑問を持つ人には1つ見落としているポイントがあります。

自己投資の元手は2種類ある

その見落としているポイントとは、「時間」も自己投資の元手であると言うことです。

自己投資の元手は、

  1. お金
  2. 時間

の2種類あります。

いくら沢山の本を買っても、それを読むための「時間」を確保しなければ自己満足で終わってしまいます。

時間を投資することはお金を投資する事より難しい

正直な話、「時間」を投資するのはお金よりも難しいです。

友達からの飲みの誘いや、家でダラダラ映画を見て過ごしたい欲求と立ち向かわなければならないからです。

なので、まず自己投資にいくら使おうかと悩んでいる人は、しっかりと「時間」を確保できているかを確認しましょう。

自己投資の3ステップ

時間を確保できたら、さっそく自己投資をしていきたいと思う方も多いですが、投資をしリターンを得るまでには3つのステップがある事を理解して頂きたいです。

1ステップ 目的の明確化

まず1つ目のステップが、目的を明確にする事です。「自己投資をすることで何を実現したいのか?」を考えてみましょう。

例えば僕であれば、

  • 電子書籍の売上を伸ばしたい
  • 本業の営業職の成果を出したい

というのが実現したい成果です。

これが決まれば次のステップになります。

2ステップ 投資をしてみよう

ここでようやく、目的達成に繋がりそうなモノに投資をしていきます。

投資対象は、

  • 書籍
  • セミナー
  • オンラインスクール

などでしょうか。

そしてこれらの投資対象に「いくら使えばいいのか?」が本記事のタイトルになっているように、多くの人が迷っているポイントでしょう。

たくさん自己投資にお金を使えば使うほど成果を出せる、というような単純な話ではないので難しい話ではあります。

正直「いくら使うかより、何に使うのか」を考える方がよっぽど大事です。

が、せっかく調べてこの記事に辿り着いたわけなので1つヒントになるような事を言うと、上限は決めるべきでしょう。なぜなら上限がなければいくらでも使ってしまうからです。

ではどのくらいの上限がいいのか?

僕は5%~10%がちょうどいいのではないかと思います。

手取りが18万円の人であれば、9000円~18,000円です。

5%の9000円あれば、本6冊くらい買うことができます。1ヶ月にそのくらいの量のインプットができれば十分でしょう。

3ステップ 振り返り

続いて3つ目のステップが振り返りです。

投資をしたなら、それが目的達成のために寄与したかどうかを確認しましょう。

振り返らなければ、何が良い投資対象だったかが分からないので、一向に自己投資の質というのが上がりません。

なので定期的に振り返る癖をつけましょう。

思考停止にならないために

これまで3ステップを紹介してきましたが、恥ずかしながら僕は最近までこれができていませんでした。

目的を持たずに「自己投資だ」と言ってお金を使う日々で、振り返りもしないので大きな成果を上げる事はできませんでした。

「自己投資」の一言で片付けるのはかんたんです。ただ、皆さんには過去の私のように思考停止になってほしくないので、先程紹介した3ステップを試してみてください。

まとめ

  • 自己投資の元手はお金だけじゃなく時間も元手であるということ
  • 自己投資のお金の上限は5%~10%が良い
  • 自己投資は3ステップに分けられる
  • 1 目的の明確化
  • 2 投資
  • 3 振り返り

最後までご覧いただきありがとうございました。