お金のヒガ哲学

お金を「貯める」事を中心に記事を書いています。

貯金体質になるには「つもり買いのつもり貯金」がオススメ

貯金ができるようになるには、自分自信を貯金体質に変えていかなければなりません。

そこで、本記事では貯金体質になる方法を紹介していきたいと思います。

貯金体質とは?

そもそもですが貯金体質とはどういう意味なのでしょうか?

私は貯金体質を、「貯金が苦労なく当たり前にできる状態」と定義しています。

当たり前にできる状態とは言い換えると、貯金が習慣化できている状態です。

しかし、いきなり貯金ができない人に貯金を習慣化しようとアドバイスする事が馬鹿げているのは重々承知しています。

そんな貯金ができない人達へ私がこれから提案するのは「つもり買いのつもり貯金」です。

つもり買いのつもり貯金とは?

「つもり買いのつもり貯金」とは、買い物に行き何か欲しい物に出くわしたら、その欲しい物を買ったつもりになって、その欲しい物の金額分を貯金するという貯金法です。

具体的に言うと、例えばスーパーに行った帰り道にクレープ屋さんを見つけたとします。そこで誘惑に負けてクレープを買うのではなく、クレープを食べた気分になって、そのクレープの金額を貯金するのです。

この貯金法は、蓄財の神様(40歳で100億円を築く)と呼ばれる本多静六さんの著書「私の生活流儀」で紹介されていたテクニックになります。

今回紹介するような節約テクニックだけでなく、彼の仕事の哲学も書かれて学びが多い一冊になります。

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買ったつもりになるのが難しい・・・

とはいうものの、買ったつもりになるのが難しい。それに誘惑を目の前にして我慢できる程の自制心があればこの記事にもたどり着いていないはず。

ではどうしたら良いのかというと、「変わりになるもので満たす」が、今の私の最適解になります。

前回の記事でも、ちらっと紹介しましたが、欲しいもの、先程の例で言えばクレープが食べたくなれば、そのクレープの変わりになるものを探す。クレープを食べたいのは糖質を欲しているという事だから、甘いバナナを食べてその欲求を満たすのです。

代替案を探す時のポイントは、「より安く、より健康的」なものを選ぶこと。

我慢はストレスを貯めます。ストレスが溜まればいつか爆発して浪費してしまうのでかえって貯金の効率を下げかねません。

そしてなんとか誘惑を乗り越えたら、最後にクレープの値段分を貯金すればオッケー。(厳密にはバナナを買っているのでバナナ分の値段を引くべきですが、面倒なので私はしていません)

まずは小さく始める

正直、「つもり買いのつもり貯金」で貯金は大きく貯まりません。しかしこの貯金の目的はあくまでも貯金体質を作ること。

目の前に現れる欲求と戦って小さな貯金を積み重ねる事で、いつか苦労なく当たり前に貯金ができるようになっているはずです。

最後は本多静六さんの名言で締めくくります。

「オイオイ、買うは買っても、気分で買うのだぞ、それを持ち帰って枯らしてしまうより、この店に預けておけば水も忘れずやってくれるし、枯葉もいちいちのぞいてくれる。みたければいつでもここまで散歩に来ればいいじゃないか」

節約頑張ってください。